「感謝」
「ありがとう・・・」
その一言が心を繋ぐ
今回は「感謝」の心について。
皆さん、人に何かして貰って嬉しいとき等ちゃんとお礼を言ってますか?
まあ、たぶん嬉しいと感じたときは言ってると思うんですが、じゃあ他の時は?
何が言いたいかというと、人に何かして貰うことに慣れっこになってしまって、感謝することを忘れていませんか?ということです。
恐らくその最たるものが「親」ではないでしょうか。
確かに親には子を守る義務、育てる責任があるとは思います。
でも、それはわが子を愛しているからであって、必ずしもそれが「当然」というわけではないんです。
大部分の親(敢えて全てとは言いません)は我が子のために自分の苦労を省みずに育ててくれているのを知っていますか?
知っていてもそれを当たり前と思っていませんか?
それどころか意識すらしてない人もいると思います。
でもそれは間違いです。(断言します)
また、それ以外の人間や更に広げて「自然」に感謝していますか?
人間は困っているときにはどんな些細な助けや恵みにも感謝するのですが、それが沢山に、長期にわたって享受できると慣れてしまうせいか、感謝することを忘れてしまうようです。
でもそれは恵まれているだけであって、決して当たり前ではないのです。
人間は傲慢な生き物です。
感謝することを忘れてしまった人、畏怖することを忘れてしまった人はそれと気づかずに人の気持ちや自然を踏みにじります。
そして我が身にそれが跳ね返ってきたときに初めて後悔するのです。(遅いって)
だから感謝する心を忘れてはいけません。
決して当たり前だと思ってはいけません。
しかし人間は頭の悪い生き物なので、ついつい忘れがちです。
そんな時「ありがとう」と口に出してみて下さい。
少しでも有り難いと思ったとき、照れずに、「ありがとう」と言ってみて下さい。
それを癖にすれば少なくとも忘れはしませんよ?感謝の心を。
それに残念ながら?私達は言葉無しで互いの意志疎通を完全に行うことはできません。
だから口に出さなければ貴方の感謝の心は相手には伝わっていないのかも知れません。
貴方もどんな些細なことでも相手に何かしてあげたとき、「ありがとう」と言われて嬉しかったでしょう?
「ありがとう」の一言が人と人の心を繋ぐのです。
これこそ幸せの秘訣だと思うのですが、私は。
今まで私を育ててくれた人に、支えてくれた人に、受け入れてくれた人に、そして今、私が生きているこの世界に、ありがとう・・・。
(私も忘れないようにしなくちゃ・・・)